2022年7月28日(木)、渋谷のNHKホールにて第69回全国NHK杯高校放送コンテストの全国大会決勝が行われ、映画研究部は創作テレビドラマ部門優良(トップ5入賞)・テレビドキュメント部門優良(トップ10入賞)の両部門入賞の快挙を成し遂げました。
「放送部の甲子園」とも呼ばれる本大会は、放送関係の大会としては最も規模の大きいもので、全国から1435校、11805名が参加しました。
NHKホールでの発表の瞬間
都道府県予選から数えると、全国でテレビドラマ部門全337作品のうちの上位5本、テレビドキュメント部門の405作品のうちの上位10本入賞となりました。
惜しくも僅差で最優秀の上位3位入選は逃しましたが、見学した部員たちは来年度の大会に向けて良い経験となったようでした。
NHKホールの前で記念撮影
創作テレビドラマ部門で入賞したドラマ『310』は、2年生が中心となって制作した作品で、漫画の世界の「脇役」が現実世界にやってきて、様々な登場人物との触れあいとの中で「主役とは」「脇役とは」を学ぶというストーリーです。
テレビドキュメント部門で入賞したのは、3年生が中心となって制作した『返金不可能、大学への切符』。大学入学の手続き日のズレによって大学入学金を二重に支払わなくてはならないばかりか、その入学金が他の大学に進学しても返金されないという問題を取り上げて各方面に取材してまとめたものです。
映画研究部はこれで全国大会25年連続の出場です。