今年度、1月から2月にかけて計画されていた合唱祭及び修学旅行は、新型コロナウイルスの急激な拡大を受けて残念ながら中止となりました。
そこで、HR委員会・合唱祭実行委員の生徒を中心に、感染対策に十分に留意し、校内でzoom等を活用したそれぞれの代替行事が実施されました。
<修学旅行代替行事>
修学旅行内でも実施する予定だった東北の震災学習の一環として、「公益社団法人3.11みらいさぽーと」のご協力により、オンライン震災学習を各クラスzoomで実施しました。
また、観光予定だった松島の丸文松島汽船の方から、オンラインで松島・東北の魅力を伝えていただきました。
生徒主体の企画としては、修学旅行の宿泊施設で実施する予定だったレクを、オンラインを活用して実施しました。
感染拡大防止のため、全クラスが一堂に会して集まることはできませんでしたが、クラスで選出した優勝グループが体育館に集まって決勝戦を行う様子をzoomで各教室に配信するなど、コロナ禍ならではの工夫が凝らされた企画で各クラスが盛り上がりました。
お昼休みの時間には、仙台から特別に錦城高校まで取り寄せた牛タン弁当を、黙食・換気を徹底して学年全員で味わいました。
<合唱祭代替行事>
中止となった合唱祭に代わり、外部の団体を招いての芸術鑑賞教室及び、合唱以外の芸術をクラス毎に表現する「表現祭」が1日かけて行われました。
午前中には、和太鼓グループ「彩」の方々に学校にお越しいただき、体育館を舞台に迫力ある和太鼓の演奏を鑑賞しました。
午後は各クラスが企画した出し物を事前収録の映像や生中継で他クラスと共有しました。
多目的ホールからバンド演奏とダンスのコラボレーションを中継するクラスも。
2学年は、コロナ禍の中で多くの行事に制限がかかる学校生活とはなってしまっていますが、その中でも生徒主体でできる限りのことに取り組んでいます。