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令和元年度アメリカホームステイ11日目

2020.01.03 アメリカ語学研修

アメリカホームステイ11日目。

今日もヘスペリアはいい天気。日中は快晴でした。

 

午前中は英語レッスン。

前回同様、2つの教室に別れてレッスンを行います。

 

こちらの教室は、先ず始めにアクティビティー、タングツイスターを行いました。

タングツイスターとは、言うならば英語の早口言葉です。

似た音の言葉を正確に発音することが目的です。

途中先生の提案で、キャンディーを舐めながらちゃんと発音できるかという試みも。口を大きく使わないと何を言っているか解らなくなってしまう様です。

飴を舐めながらタングツイスターに挑む生徒。楽しそうにやっています。

 

その次は、条件に従って文章の中から単語を探しだします。

品詞の働きを意識することが目的です。

テキストでは品詞ごとによく使う語句がまとめられていました。

 

この英語レッスンが始まって気付いたことは、問題の答え合わせはしないということです。

「答えの条件が提示されている」=「自己採点ができる」ということになるからでしょう。

興味を持って自ら調べていくことが、本当の意味での勉強である、という考え方なのだと思います。

 

先生の指示に従い、英作文の練習も行います。

 

続いてはワードスクランブル。

リザ先生がワードスクランブルについての説明をしています。

指定された語句の中から10単語を選び、アナグラムを作成します。

それを他者と交換して正しい単語に並び替えてもらいます。

語彙数の拡充や、正確なスペルを意識することができる取り組みとなっています。

ワードスクランブルの一例。より早く、より正確にが目標です。

 

 

アクティビティーの後は座学にもどります。

本日はリザ先生から、語学学習における大事な4つの概念の紹介が。

  • Feel (その言語に触れる)
  • Language(その言語を使う)
  • Learning(その言語について学ぶ)
  • Experience(その言語についての経験を積む)

知れば成る程、どれも欠かすことのできない重要な要素であると納得しました。

今日の英語レッスンは最後に以下の3つの課題に取り組んで終わりました。

①なぜ自分はアメリカに来たのかを3つの文で答える。

②自分の長所を5つ考える。

③英語を学んで何を感じるか。また、自分の英語により自信を持つ為には何ができるか。

これもまた、ポートフォリオの要素を有した課題であると感じました。

また、これらの課題を通じて得られる、自己の発見、自己肯定感の醸成、初心の徹底は、何を為す上でも大切なことです。

生徒たちにとって、いい刺激になったのではないでしょうか。

 

ランチタイムを挟んで午後はラーニングセンター周辺の散策です。

空は快晴。暖かくて、散策するには最高の条件でした。

ヘスペリア・ブランチ図書館。短時間ですが、中に入って蔵書を見ることができました。

シティホールの前で記念写真。このあと、警察署等を見て回りました。

 

一通り歩いた後は、ラーニングセンターへ戻ってクッキングです。

3つのグループに別れて、おやつを作ります。

メニューはバナナブレッド、ライスクリスピー・トリート、リッツ・クラッカークッキーのチョコレートがけです。

みんなで英語で書かれた作り方を見て、取り組みます。

真面目に、かつ楽しみながら作っていきます。

完成目指して頑張ります。

ライスクリスピー作りの様子。丸く形を作るのに苦戦しました。

徐々にコツが掴めてきた様です。

時間と共に料理が出来上がっていきます。我慢できずにつまみ食いする人もちらほら。

完成したお菓子と共に記念撮影。

バナナブレッドも無事焼き上がりました。

各々は、ホストファミリーにお土産としてお菓子を持ち帰ります。

その後、ホストファミリーの迎えが来るまで、ホールでレクリエーションをして楽しみました。

日本でいう「だるまさんが転んだ」で遊びました。

みんな全力です。

 

あっという間の1日でした。

夕方の空の様子。

 

明日はいよいよ「さよならパーティー」です。

お世話になったホストファミリーたちに感謝の気持ちを伝えます。